富士フイルムRIPCORD合同会社
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エンジニアの業務効率化とCS向上に向けた整備記録情報の活用支援

高級輸入車を取り扱うカーディーラーの整備記録共有と利活用支援の事例です。

高額で趣味性の高い輸入車ディーラーにおいて、顧客満足度の維持向上、リピート獲得は非常に重要な経営テーマです。
そのため、保守メンテナンスで入庫する車のオーナーに対して迅速かつ最適なサービスを提供する必要があります。

こちらのお客様では、車体番号ごとの過去の整備情報は基幹システムで管理されているものの、入庫の状況やテストの記録、お客様との応対履歴は全て紙で保管されていました。

整備は過去の記録を確認した上で行うプロセスのため、情報の検索性、アクセス性を改善し、業務効率化することが課題となっていました。

整備を行うエンジニアの業務効率化に向けて、過去の整備記録イメージデータを生成するだけでなく、検索利便性を考慮した属性を付与した上で、デジタル化を実施。また、クラウドレポジトリ「Canopy」により、メンテナンス現場や他拠点から必要な情報へ容易にアクセスすることが可能となりました。

作業現場のエンジニアにタブレットを配布し、入庫や整備作業中も「Canopy」で参照することで、新任担当者のスピーディな情報検索にも貢献。
過去の文書だけでなく、日々入庫される車の整備記録も定期的にデジタル化処理を行い、属性情報を付与、「Canopy」に情報を集約することで、常に最新の整備記録を参照可能な業務環境を構築しました。

業務効率化に加え、お客様対応の迅速性や正確性も向上させることで、経営への高い効果が期待されています。